当施設は患者様に直接影響する透析液に対して日本透析医学会が定める透析液水質基準以上の超高純水化レベルを試みています。RO装置や多人数用透析供給装置の要所に合計5本の微粒子除去フィルター(UFフィルター)を設置。更に透析液の清浄度を高く保つ為、ホースと継ぎ手の老舗であるTOYOX社と金沢医科大学の産学共同開発によるフッ素素材の柔軟配管ホースとその専用継ぎ手を全国で最も早く採用。主要な部分にフッ素素材を用いる等、細かな汚染源にも配慮しております。また、カプラー汚染に関しては年ごとの全台交換に加え、最低月2回のカプラックスによる浸漬と超音波洗浄を行うことにより対応しています。2018年1月から全台に対してこの透析液を用いたiHDF、オンラインHDFへ移行しています。
透析シャント穿刺に関しては高性能超音波下で行い穿刺ミスがないように心がけてます。また、10種類の穿刺針から患者様のシャントにあった針を選んで穿刺しています。